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楽しかったツールが終わりました。 予想通りポガチャルの圧倒的パフォーマンスとUAEチームの豪華アシストが光りました! 特にポリッツは今回大きく株を上げましたね。 大柄なタイムトライアルスペシャリストが山岳アシストも出来るんだから総合を狙う各チームは喉から手が出るほど欲しい選手でしょう。
さて2位になったヴィンゲゴーも今回で人気がでたんじゃないかな? 去年のポガチャルもそうでしたが強いだけじゃなく弱い面も見せると人気がでます(笑)
そしてエヴェネプールは化け物に片足を突っ込んできた感じがします。
エヴェネプールは17歳の時サッカーから自転車競技に転向して、僅か1年でロードとタイムトライアルのジュニア世界チャンピオンになった様な才能の塊でベルギーの至宝と呼ばれた選手です。
身長171センチで体重も61キロしかないのに世界最高レベルのタイムトライアル能力があるという化け物です。 身長が低くてタイムトライアルが強くて上れて、ワンデイもグランツールの総合もいけるライダーとなるとカデル・エバンス(身長174センチ、68キロ、ツール・ド・フランス総合優勝、世界選手権ロード優勝)が思いだされますが、タイムトライアルや上りはエヴェネプールの方が速いと思います(下りはエバンスの方が速いんじゃないかな)。 このままいけばいつかはツールも優勝しそうだけど、2人の王者もまだ若いんだよね〜(ポガチャルは25歳でヴィンゲゴーは27歳、エヴェネプール24歳)。
今回4強と呼ばれた最後の一人ログリッチは途中リタイアしましたが、この大会でポガチャル、ヴィンゲゴー、エヴェネプールが示したパフォーマンスが圧倒的過ぎて、例えリタイアしていなくとも大差をつけられていた様な気もしてしまいます。今年の山岳具合だと年齢(34歳)的にも回復力は厳しかっただろうしね。 前半山岳はピレネーで後半にアルプスの年が多くて、時々逆になったり中央山塊がが入ったリしますが、今年はアルプスでスタートしてピレネーに行ってまたアルプスに戻るというイカれたコースでした。 ヤバい峠(ラルプデュエズやモンヴァントゥ等)はなかったですが、これだけ上らせると年配組にはきついと思います。
何はともあれ今後5年はこの3人の頂点争いが続きそうです。 |
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