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SL8の性能評価で何かと話題のツアーマガジンについてです。
ツアーマガジンに関しては、もしかしてこれ勘違いじゃとか、これは書く前にメーカーに確認取った方がいいんじゃないかな？と思う事が時々あります。
例えば下記LOOK795bladeRS2021の記事です。
【795はインナーフレームとアウターフレームという2つのフレームで構成されているが、この間に隙間がありトップチューブにもたれ掛かるとわずかなパチパチという音と共に空洞が崩れる(Google翻訳)。】
とありますが、多分これそういった作り方をしているという情報からくる記者の思い込みによる勘違いなんじゃないかなと思っています。
実は私の795も最初のころフレームに体重をかけるとチ、という変な音がしていました。なんとなく気になったので調べたら原因はトップキャップの締め付けトルクの不足でした。
795bladeRSの専用ステムは特殊な止め方をします。このヘッドキャップを普通のトルクで組んんでしまうと異音がでるんです。(感じるガタはないので、大丈夫だと思ってしまう)
普通ならそんなトルクかけなくてもガタがなければOKなんですが、795は違います(笑)ガッツリトルクをかけてやらないと殆ど感じない様なガタは取りきれません
なんとその締め付けトルクは12Nmmaxです。
ちなみに通常ヘッドキャップの締め付けトルクは普通のタイプなら1〜3N程度です。
中には特殊なタイプもありますがそれでも5〜6Nm程度でしょう。
795の締め付けトルクの表示はトップキャップの裏にひそかに印刷されているのですが、余程気にしていないと見逃してしまいます。
私はCDJの野沢さんがY'sにいた時に書いた記事を覚えていたのでピンときましたが、これを知らないで普通に組むと、感じられるガタはでていないのに、上から荷重をかけた時に異音がでたりします。
少し前に動画にもでましたね。これの後半です。
https://youtube.com/watch?v=NzJBqpbCjWo&si=hueMaa_hqGVNPrVo
この動画ではガタがでていたみたいですが、私の場合、ガタは殆どなく、これが仕様だといわれれば納得するレベルでした。
もちろんツアーマガジンでテストした個体は本当に層間剥離だったのかもしれませんが私の場合はこれで音は消えたので・・・。
フレームがおかしいと感じたら書く前にメーカーに問い合わせるのべきだと思うんですが・・・このインプレライダーは多分LOOKが嫌いなんだろうな(笑)
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