|
何故日本だけスポーツタイプのeバイクが流行しないのかを考えます。
私の結論・流行らないのはアシスト制限のタイプがスポーツ走行用ではなくママチャリ基準になっているからだと思います。
日本での電動アシスト自転車は時速10キロまでは人間が出した出力の2倍(人力1に対してアシスト2)まで、時速10キロから24キロまでは速度に反比例してアシストの上限が下がってきて24キロを越えるとアシスト力の上限はゼロになる制限がかかってしまいます。
つまり日本のアシストは時速十数キロ程度までに特化した基準なんです。
これに対してEUではアシスト速度は25キロ以下で、出力に対するアシスト力の上限ではなく、最大アシスト力250wまでとなっています。
つまり日本では時速20キロあたりでは殆どアシストしなくなりますがヨーロッパでは25キロまでしっかりアシストさせる事が可能です。(向風等でもある程度の速度を維持出来る)
またアメリカ、カナダ等は更に凄くて、アシスト速度速度は時速32キロですし、アメリカなんてアシスト力の最大値が750wと凄まじいです。
これなら完全なるスポーツ走行が可能ですよね! つまりこれが日本でスポーツタイプのeバイクが流行らない最大の理由だと思います。
つまりアシストの最大速度は低いし、時速10キロを越えるとアシスト力の上限が速度に反比例して減衰するという特殊規制のために速度が出ない様になっています。
海外モデルでは多くあるロードタイプのeバイクが日本では殆ど販売がなくて、クロスバイクタイプばかりなのもこのあたりが絡んでいそうです。
それともう一つ大きな問題があります。 スポーツタイプのeバイクは小さいサイズが殆どないんです。 小柄な女性や小柄な年配の方々等必要な層が乗れないんです。 どれくらいダメかというと私でもスムーズにポジションを出せるバイクが殆どありません。 どことは言わないけど超巨大ブランドのロードタイプなんて最小サイズがトップチューブ540、リーチ389です・・・酷すぎるわ! |
[修正]
[削除]
|