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今日のネタは結論から書きます!
《ロードバイクはディスクブレーキだろうが、リムブレーキだろうが関係無しに雨にあてない方が良いという話しです。》
長年ロードバイクに乗っている人には当たり前の話しなんですが、最近ロードバイクにのり始めた人はディスクブレーキの謳い文句である雨でも安心という言葉のインパクトが強くて雨でも遠慮無しに乗ってしまう事が多いと思います。 しかしイベント等で仕方ない場合以外は出来るだけ雨にあてない方が良いです。
ロードバイクが雨に弱い理由としてはヘッドやBBに水が入りやすいモデルや、入った水が抜けにくいモデルがあること、更には最近のフレームはグリスアップやベアリング交換に手間がかかるモデルが多い事があげられます。
特にヤバい形状はヘッドのベアリングがフレーム内部に下がった位置で入っている自転車で雨や洗車等で水は入りやすく入った時も抜けにくいです。 例えば写真の様な自転車です。この写真は私のアルプデュエズ01と795bladeRS2021です。 このタイプの構造は見た目からもわかる通り、水が集まる様に流れ込みます。
その為にこの様なタイプは本格的な雨の中を走った時にはメンテナンスをしっかりしないと簡単にヘッドベアリングが錆びてしまいます。
グリスアップすれば良いじゃないかと思いますが最近の自転車はベアリング内部をワイヤーやホースが通過している場合やステム一体型ハンドルで油圧ホースにゆとりがない場合が多く簡単にはいきません。 写真のアルプデュエズはワイヤーベアリングの外を通っているのであまり問題はありませんが、795はフォークコラムが楕円でワイヤーがベアリングの中を通っているのでベアリング交換は一苦労です。 こういったフレームは絶対に雨の中を走りたくないです。 ディスクブレーキのフル内蔵モデルは後者のパターンになるので軒並み難易度が高いです。 しかもリムブレーキの様にワイヤーを緩めたり外したりしてゆとりをだす事もできません。つまりディスクブレーキモデルだから単純に雨に強いとはいえない訳です。
また雨の中を走ると前輪のしぶきがヘッドの下部から入るタイプのバイクがかなりあり、これもヘッドの下ベアリングのグリスを流してしまいます。 これはリムブレーキ、ディスクブレーキ関係無しです。
ここで最初の結論になります。 《ディスクブレーキだろうがリムブレーキだろうが出来るだけ雨の中は走らない方が良い》
おまけ 昔のロードバイクやエントリーグレードのワイヤー外回しのリムブレーキモデルなら簡単にフォークを外せるのでメンテナンスも極めて簡単です。 こんな自転車は遠慮なく雨の中を走って良いと思います。こちらもBBが錆びるリスクはありますが、ヘッドに比べれば確率は低いです。
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